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川村昌弘

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慣れたリンクスコースでの経験を生かしたい

Kawamura at The Open in the bunker
2019年から参戦しているDPワールド(欧州)ツアーでは6年目のシーズンを送っている川村昌弘だが、意外にも、全英オープンへの出場は今日18日にロイヤルトゥルーンで開幕する今大会が2度目。前回の出場は、まだ日本の国内ツアーで研鑽を磨いていた2018年まで遡る。

そのカーヌスティ大会の際には、全英オープンを「一番出たかったメジャー」と形容。憧れの舞台で奮闘した川村は、見事予選突破に成功。最終的に39位タイで大会を終えている。

そして6年ぶりに戻ってきた世界最古のメジャーについて、川村は「これからが楽しみ。雰囲気はやっぱり最高ですね」と嬉々とした表情を見せた。

前回以上の成績を残したいところだが、今季ここまでは低調なパフォーマンスが続く。欧州ツアーでは15試合に出場してトップ10はわずか2回。1月のヒーロードバイクラシック、4月に日本で行われたISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!で7位タイに入ったのみである。

逆に予選落ちは8回と多く、特に直近の7試合では6試合でカットラインに及ばなかった。調子は芳しくはないが、一方で、今月2日に行われた最終予選会では実力を発揮して3位タイでフィニッシュ。久々の夢の舞台への出場権を勝ち取った。

全英開催コースの中でも難コースと位置づけされるロイヤルトゥルーンだが、川村は「欧州ツアーでプレーしているため、リンクスコースには結構慣れている。毎年必ずプレーしているので、その経験を生かせればいいなと思います」と自信を覗かせる。

先月25日には31回目の誕生日を迎え、ゴルファーとして最も脂の乗る年齢とも言える。大好きな大会で好スタートを切り上位に食い込みたいところだ。

初日のスタートは日本時間19時26分となる。
第152回全英オープン

7月18日(木)開幕

スタート時間